【必見】キャリアコンサルタントにかかる費用を徹底解説!養成講座受講や更新にはいくらかかる?

【必見】キャリアコンサルタントにかかる費用を徹底解説!養成講座受講や更新にはいくらかかる? キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは年齢や職種を問わず経験を活かせる国家資格ですが、「キャリアコンサルタントはお金がかかる」という話を聞いて、不安になっている人もいるようです。

確かに、キャリアコンサルタントは「資格の取得」と「資格の更新」に一定の費用が掛かる国家資格ですが、具体的にどれくらいの費用が必要なのでしょうか?

本記事では、キャリアコンサルタント取得と維持に必要な費用、スキルアップのための検定費用等についても解説していきます。

>おすすめのキャリアコンサルタント養成講座を比較

キャリアコンサルタントとは?

キャリアコンサルタントはキャリア相談(キャリアコンサルティング)の専門家である国家資格者のことを指し、転職エージェントや教育機関、公共職業安定所等、官民を問わず様々な分野で活躍しています。

2016年に国家資格になった新しい資格(職業能力開発促進法にて規定)ではあるものの、7万人を超える有資格者が名簿登録しており、年代や職種を問わず人気の資格といえます。

2024年7月時点で75,109人がキャリアコンサルタント名簿に登録済み

国家試験の合格率が概ね45~60%程度を推移していることに加え、年に3回試験が実施されるため、挑戦しやすい資格といえるでしょう。

参照:厚生労働省「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント」

キャリアコンサルタントに必要な費用の一覧表

キャリアコンサルタントの資格を取得、および国家資格の維持(登録更新)に必要な費用は以下の通りです。

費用がかかるもの必要な費用必要度備考
キャリアコンサルタント
養成講座の受講料
30~50万円
※給付金の利用で最大70%が戻ってくる
必要
(3年以上の実務経験があれば不要)
養成講座を開講するスクールによって受講料は異なる。
試験対策講座の受講料1~数万円不要試験に必須ではないが、より確実に合格を目指す人は受講がおすすめ
試験の受験料総額:38,800円
・学科試験:8,900円
・実技試験:29,900円
必要科目合格制度があるので、免除された合格科目の受験料は不要
資格の登録料総額:17,000円
・登録免許税:9,000円
・登録手数料:8,000円
必要国家試験に合格後、登録料を支払って手続きをすることで資格証が届く
更新講習の受講料更新講習ごとに異なる必要更新講習は様々な団体・スクールで開講
更新手数料8,000円必要更新の際も手数料が必要
キャリアコンサルタントに必要な費用一覧

キャリアコンサルタントは人気の国家資格ですが、3年以上の実務経験がない場合は基本的に「キャリアコンサルタント養成講座」を受講する必要があります。

また、5年ごとに資格の更新を行う必要があり、更新のためには一定の講習受講が求められ、講座ごとに受講料が必要になります。

それぞれの費用について詳しく解説していきます。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

キャリアコンサルタント講座を受講して名簿登録をするまで、総額35~55万円の費用が必要になります。

ただし、最も金額が大きい養成講座の受講料は「専門実践教育訓練給付制度」を利用することで経済的負担を抑えて受講出来るので、積極的に活用しましょう。

キャリアコンサルタントになるための費用

キャリアコンサルタントになるには、厚生労働大臣が認定する養成講習(養成講座)を修了し、キャリアコンサルタント名簿に登録する必要があります。

キャリアコンサルタントになるために費用がかかるもの

資格取得に必要な上記の内容について、それぞれ詳しく解説してきます。

キャリアコンサルタント養成講座の受講料

キャリアコンサルタント国家試験に挑戦するためには、養成講座(厚生労働大臣認定の講習)を受講する必要がありますが、この養成講座は決して安くありません。

キャリアコンサルタント養成講座の相場は約30万円~50万円程度が必要になるため、経済的な負担はやや重い資格といえるでしょう。

ただし、キャリアコンサルタント養成講座は「専門実践教育訓練給付制度」の対象となっているため、対象者は受講料の50%~最大70%の支給(最大56万円)を受けることが出来ます。

専門実践教育訓練給付金の利用例
【一例】受講料が35万円の場合
受講料350,000円-給付金245,000円
自己負担額105,000円

参照:厚生労働省「教育訓練給付制度」

ただし、専門実践教育訓練給付金はすべてのスクールで利用できるわけではないので、注意しておきましょう。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

以下の記事では、専門実践教育訓練給付金の対象講座を中心に「おすすめのキャリアコンサルタント養成講座」を比較解説しています。

受講スクールに悩んでいる人は、ぜひご確認ください。

>おすすめキャリアコンサルタント養成講座

参照:厚生労働省「教育訓練給付制度検索システム」

試験対策講座の受講料

キャリアコンサルタント受験にあたり、「試験対策講座」を受講する場合は別途費用が必要になります。受講費用はスクールや講座によって様々ですが、相場としては1~3万円程度が多いようです。

養成講座を通してキャリアコンサルタントに求められるカウンセリングスキルや労働関係法令、キャリアに関する理論を学ぶことが出来ますが、国家試験合格には十分とは言えません。

キャリアコンサルタント養成講座で学んだ内容を自然に使えるレベルに身に着けるためには、別途学習や実践の時間が必要です。

キャリコン国家試験の合格を目指すための対策講座は、養成講座を開講しているスクールだけではなく、様々な企業や個人も提供しています。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

キャリアコンサルタント試験の中でも、実技面接試験は「特に独学が難しい科目」のため、より確実に合格を目指したい人は受講を検討するといいでしょう。

キャリアコンサルタント試験の受験料

キャリアコンサルタントの国家試験の受験料は以下の通りです。

試験科目受験料
学科試験8,900円
実技試験29,900円
同時受験の場合の総額38,800円
キャリアコンサルタント試験の受験料

学科・実技を同時に受験する場合は38,800円が必要になります。

ただし、キャリアコンサルタント試験は科目免除制度があり、合格した科目は次回以降の試験において受験料が不要となります。

キャリアコンサルタント資格登録に必要な費用

キャリアコンサルタントになるためには、国家試験に合格後に名簿登録を行う必要があります。

登録を行うためには、以下の登録手数料と登録免許税が必要になります。

試験科目受験料
登録免許税9,000円
登録手数料8,000円
総額17,000円
キャリアコンサルタント資格登録に必要な費用

登録免許税の支払いは収入印紙を使って支払いを行う必要があるので、注意しておきましょう。

キャリアコンサルタント資格の更新に必要な費用

キャリアコンサルタントは5年毎に更新が必要な国家資格です。更新のために費用が必要になるものとしては、以下の通りです。

キャリアコンサルタント資格の更新に費用がかかるもの

それぞれ詳しく解説していきます。

参照:厚生労働省「更新講習の受講について」

更新講習の受講料

キャリアコンサルタントの更新は、求められるスキルや知識のアップデートを行い、キャリアコンサルタントとしての資質を担保するために行われます。

そのため、一定時間の厚生労働大臣の指定更新講習を受講したうえで、更新手続きを行う必要があります。

キャリアコンサルタントの更新講習に必要な時間数と受講料の目安は以下の通りです。

更新講習の種類更新に必要な受講時間受講料の目安
知識講習8時間以上6,000円~35,000円
技能講習30時間以上70,000円~150,000円
総計38時間以上76,000円~185,000円
キャリアコンサルタント更新講習の必要時間ト受講料の目安
※受講料は講座によって異なります

更新講習は養成講座を運営しているスクールだけではなく、日本キャリア開発協会等の様々な団体で開講しています。

受講料は講座ごとに異るため、学びたい内容と受講料をしっかり確認して選ぶ必要があります。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

更新講習によっては、特定の協会や団体に入ることで割引受講できるケースも有るので、気になる更新講習やキャリアコンサルタント関連の団体はチェックしておきましょう。

更新講習が不要になるケース

国家資格取得後に、上位資格である「キャリアコンサルティング技能士(1級・2級)」を取得した場合、技能士合格後5年以内に行う更新のために求められる更新講習が不要となります。

また、技能士1級に合格した場合は、以後の技能講習が免除となります。

参照:国家資格キャリアコンサルタントWebサイト 登録センター「よくあるご質問 更新について」

知識講習

キャリアコンサルタント資格の更新に求められる知識講習の時間は「8時間以上」です。

基本的に開講されている知識講習は8時間以上となっているため、更新のためには1つの講習を受講すれば要件を満たすことが出来ます。

費用は1万円以下で受講できるものから3万円を超えるものまで幅広いですが、自身の知識のブラッシュアップに役立つものを選ぶといいでしょう。

参照:厚生労働省「キャリアコンサルタント講習検索サイト」

技能講習

キャリアコンサルタント更新に必要な技能講習の時間数は「30時間以上」と長く、受講料の総額が10万円を超えるケースも有ります。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

技能講習の受講に求められる費用が高額になってしまうことは、キャリアコンサルタント資格のデメリットのひとつといえるでしょう。

ただし、以下の場合は技能講習の一部、もしくは全てが免除になるため、自身が該当する者が無いか確認をしておくとよいでしょう。

技能講習が免除になるケース
  • 上位資格であるキャリアコンサルティング技能士に合格した場合、合格後5年以内の更新のため更新講習が不要
  • 以下の場合は最大10時間分まで「技能講習を受けた」とみなされる
    • キャリアコンサルティングの実務に従事した時間
    • キャリアコンサルティング技能士1級に合格者から実務に関する指導を受けた時間

参照:国家資格キャリアコンサルタントWebサイト 登録センター「よくあるご質問 更新について」

更新手数料

キャリアコンサルタント資格の更新のためには8,000円の「更新手数料」を支払って手続きを行う必要があります。

必要な費用金額
登録免許税8,000円
キャリアコンサルタント資格更新手数料
参照:国家資格キャリアコンサルタントWebサイト 登録センター「登録の更新申請」

資格更新は各種の必要書類をそろえたうえで、キャリアコンサルタントマイページで行います。登録有効期間の90日前~30日前までが更新申請受付期間となるため、注意しておきましょう。

更新申請をしないとキャリアコンサルタント資格は失効してしまうため注意!

独学でキャリアコンサルタント試験を受験する場合の費用は?

本記事で解説したキャリアコンサルタントに必要な費用の一覧表を見ると、資格取得費用で最も高額なのは「キャリアコンサルタント養成講座の受講料」であることが分かります。

キャリアコンサルタント国家試験の受験のためには当該養成講座の受講が原則必要になります。ですが、一定の条件を満たす場合はキャリアコンサルタント養成講座を受講しなくても受験可能です。

養成講座を受講せずに独学で国家試験に挑戦する場合に必要な費用は以下の通りです。

費用がかかるもの必要な費用
試験の受験料総額:38,800円
・学科試験:8,900円
・実技試験:29,900円
資格の登録料総額:17,000円
・登録免許税:9,000円
・登録手数料:8,000円
総額55,800円
キャリアコンサルタントに必要な費用一覧

このように、キャリアコンサルタント養成講座を受講しない場合、55,800円(受験料+登録料)で資格を取得することが可能です。

※参考書や試験対策講座を購入する場合は別途費用が必要

3年以上の実務経験があれば独学受験が可能

実は、キャリアコンサルタントは「3年以上の実務経験」があれば、養成講座を修了していなくても国家試験に挑戦することが可能です。

そのため、資格取得の費用を出来るだけ抑えたい実務経験者の方は、当該受験資格による挑戦を検討するといいでしょう。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

私自身も「3年以上の実務経験」の受験要件にて資格を取得したため、キャリアコンサルタント養成講座は受講していません。

ただし、独学による試験対策は難易度が高く、特に「実技面接試験」はロープレ相手がいない状態で練習することが困難です。

キャリアコンサルタント養成講座は体系的な知識とスキルを学ぶチャンスのため、お金に余裕がある場合は、実務経験があっても積極的に受講するといいでしょう。

試験対策講座を受講する場合は別途費用が必要

「3年以上の実務経験」によるキャリアコンサルタント試験を受験する場合であっても、確実な合格を目指すためには試験対策講座を受講しておくことがオススメです。

前述したように、キャリアコンサルタント試験は独学による対策が難しく、特に実技面接対策は一人では限界があります。

試験対策講座は1万円程度のお手ごろ受講料のものも多数開講しているため、1発合格を目指す人は積極的に受講するといいでしょう。

キャリアコンサルタントの上位資格取得に必要な費用

キャリアコンサルタントの上位資格にあたる「キャリアコンサルティング技能士」を取得するためには、基本的に受験手数料とし試験対策講座の受講料が必要になります。

キャリアコンサルタントの上位資格と必要費用

上記についてそれぞれ詳しく解説していきます。

キャリアコンサルティング技能士2級取得に必要な費用

「標準レベルキャリアコンサルタント」である国家資格に対し、キャリアコンサルティング技能士2級は「熟練レベル」に位置づけられています。

国家資格と違って養成講座は不要で、キャリアコンサルタント試験に合格し、3年以上の実務経験があれば受験可能な検定試験です。

キャリアコンサルティング技能士のその他の受験資格はコチラ

そのため、資格を取得するためには以下の費用のみ必要となります。

試験の種類受験手数料
2級・学科試験11,200円
2級・実技試験29,900円
総計41,100
キャリアコンサルティング技能士2級の受験手数料

上記に加え、試験対策講座などを受講する場合は別途費用が必要になります。

キャリアコンサルティング技能士1級取得に必要な費用

キャリアコンサルティング技能士1級は「指導レベル」に位置付けられ、現在のキャリアコンサルタントにおける最も上位の資格になっています。

試験の種類受験手数料
1級・学科試験11,200円
2級・実技試験29,900円
総計41,100
キャリアコンサルティング技能士1級の受験手数料

年に1回しか受験する機会がないため、より確実に合格を目指す際は対策講座等の受講がオススメといえます。

キャリアコンサルタント資格は稼げるのか?

本記事では「キャリアコンサルタントになるために必要な費用」「資格を維持sるために必要な費用」について解説してきました。

ここまで読んだ人の中には、「元は取れるのか?」と疑問や不安を持った人も多いのではないでしょう。

結論としては、キャリアコンサルタント資格は活かし方によっては稼げる資格と言えるでしょう。

ここからはキャリコンサルタントの年収おすすめの副業などを解説していきます。

キャリアコンサルタントの年収

キャリアコンサルタントは老若男女を問わず人気の国家資格ですが、独占業務は持っておらず、高年収が約束された資格ではありません。

独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によれば、キャリアコンサルタントの年収分布は以下の通りです。

年収割合
無し2.2%
200万円未満9.5%
200~400万円未満30.3%
400~600万円未満25.6%
600~800万円未満14.5%
800~1,000万円未満8.5%
1,000万円以上9.4%
キャリアコンサルタント有資格者の年収分布(n=7,586)
参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「第2回キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査」

上表を見ると分かるように、200~400万円の年収帯のキャリアコンサルタントが最も多く、同年の日本の平均年収456万8000円(参照:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」)を下回っていることが分かります。

ただし、キャリコン有資格者の「年収1,000万円以上」の年収を得ている人の割合は9.4%となっており、これは日本全国の平均の4.9%(参照:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」)を大きく上回っています。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
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このことから、キャリアコンサルタントは高年収を目指すことも可能な資格であることが分かります。

高収入を目指すなら歩合制の転職エージェントがおすすめ!

キャリアコンサルタントの資格を活かして高収入を目指す場合、歩合制の転職エージェント等に就職することがオススメです。

キャリアコンサルタントは非常に様々な分野で活躍できる資格ですが、特に転職エージェント・人材派遣会社のキャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザーに活かせるスキルを身に付けられます。

歩合制の転職エージェントの場合、転職成功者の人数や紹介手数料に応じて給与を受け取ることが出来るため、トッププレイヤーであれば年収1,000万円以上を目指すことも可能です。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

未経験からいきなり歩合制の転職エージェントに就職するのではなく、まずはスキルを身に着けられる企業で経験を積むことがオススメです。

>人材業界におすすめの転職エージェント

キャリアコンサルタントにおすすめの副業

キャリアコンサルタントは養成講座の受講を通して「キャリアに関する幅広い知識」と、「カウンセリングスキル」を身に着けられるため、自身の経験を活かして様々な副業を始めることが出来ます。

中でも、『オンラインキャリア相談』はキャリアコンサルタントに最適な副業といえます。

キャリアコンサルタント資格取得後に「本業で活かす機会がない」と悩む人は意外と多いですが、スキル・知識を錆び付かせないためにも、まずは副業でキャリア支援を行っていくことがおすすめです。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

以下の記事ではキャリアコンサルタントの副業に役立つサービスを紹介しています。

副業でキャリア支援を検討している人は、ぜひご確認ください。

>複業したいキャリアコンサルタントにおすすめのサービスはコチラ

高額な費用を要するキャリアコンサルタント資格のメリット

キャリアコンサルタントは資格取得費用だけではなく、5年毎の更新にも更新講習の受講料や更新手数料が必要なため、多額の費用が必要になる資格といえます。

ですが、2024年7月時点でキャリアコンサルタント資格の登録者は7万人を超えており、今後も右肩有資格者は増えるのではないかと予想(下表参照)されます。

調査年月キャリアコンサルタント登録者数
2024年7月末時点75,109人
2023年7月末時点68,446人
2022年7月末時点62,119人
参照:キャリアコンサルタントWEB登録センター「2024年7月末都道府県別登録者数」
正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

もちろん更新せずに資格が失効するケースもありますが、現状は緩やかに増えていることが分かります。

そこで、ここからはキャリアコンサルタント資格取得すべき理由について、以下のメリットを解説していきます。

キャリアコンサルタント資格のメリット

  • 専門性が身に付く
  • 転職活動に活かせる
  • 副業に活かせる

専門性が身に付く

キャリアコンサルタントのメリットの一つとして、養成講座の受講を通して「カウンセリングスキル」「多様なキャリア理論等の知識」「最低限の労働関係法令」を体系的に身に着けられる点が挙げられます。

そのため、これからキャリア支援の仕事に就きたいと考えている人だけでなく、転職エージェントや人材派遣会社に勤めている人のスキルアップにも最適な資格です。

体系的なスキルを得ることが出来るため、キャリアカウンセリングの質向上だけではなく、社内教育マニュアル作成やマネジメントにも役立つ資格です。

正直キャリアコンサルタント・パオ助
正直キャリアコンサルタント・パオ助

人材業界で働く人に求められる専門性が凝縮された資格なので、転職エージェントや人材派遣会社で働いている人に特にオススメの資格です。

転職活動に活かせる

キャリアコンサルタントは名称独占の国家資格であり、転職活動にも活かすことが出来ます。

キャリアコンサルタントの主な就職先としては以下の通りです。

キャリアコンサルタントの主な就職先
  • 転職エージェント
  • 人材派遣会社
  • 大学や専門学校のキャリアセンター
  • ハローワーク
  • ジョブカフェ
  • その他公的機関の就労支援員

上記はいずれも無資格であっても応募可能な場合がありますが、キャリコン資格を取得することで客観的な専門性を証明することが出来るため、就職活動の際に有利になるといえるでしょう。

副業に活かせる

前述したように、キャリアコンサルタント資格は副業に活かしやすく、主に以下のような働き方があります。

キャリアコンサルタントの主な副業
  • オンラインキャリア相談
  • 転職活動の面接対策や応募書類の添削
  • 人材会社の一部業務の委託
  • 採用代行企業における面接や集客の代行

特に「オンラインキャリア相談」は養成講座で学んだ内容や、それまでの自分自身の経験を活かしてキャリアに悩む人の支援が出来るやりがいのある副業といえます。

上記に挙げた内容以外にも様々な活かし方がありますが、自分自身のスキルセットやキャリアプランに応じて、取り組む副業を検討するといいでしょう。

キャリコンサルタントに必要な費用まとめ

キャリアコンサルタントは資格の取得だけではなく、維持するためにも更新講習受講料や更新手数料などの費用が必要です。

ただし、資格の活用方法次第では高年収を目指すことも可能で、副業とも相性のいい国家資格のため、自身のキャリア設計に合わせて取得を検討するといいでしょう。

>おすすめのキャリアコンサルタント養成講座はこちら

この記事の筆者
キャリアコンサルタント
パオ助

介護業界専門の転職エージェントで両面型担当者として勤務後、今はマーケティングとキャリアコンサルタントを両立中。
キャリアコンサルタントとして、人材業界や介護業界についての情報を発信中!転職エージェントや人材派遣会社で勤めている方々全員に「キャリアコンサルタント」の資格を取得してもらうのが夢。
資格取得の難易度や、おすすめのキャリアコンサルタント養成講座の情報等を発信していきます!
Twitterでは緩めの発信をしているので、よければフォローしてください。
 
【保持資格】
・独学で国家資格キャリアコンサルタント1発合格!
・2級キャリアコンサルティング技能士も独学で合格。
・その他保持資格:衛生管理者、個人情報保護士
 
【好きなカウンセリング技法】
・来談者中心カウンセリング
(パーソンセンタード・アプローチ)
 
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