【転職エージェント漫画】バックレ!?面接当日、現れない候補者

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この記事を読んでくださっている読者の中には、転職エージェントに勤めている(もしくは過去に勤めていた)方も多いと思います。

そんな皆様は、『面接の設定をした候補者(求職者)の方が、面接当日に来なかった!』という経験をしたことはありませんか?
私はあります。凄くあります。

求職者の方にも様々な事情があるので、当日面接に来ない&連絡もつかないというケースもある程度は仕方ないと考えていますが、一時期これが頻発することがありとても困ったことがありました 。
(正直、紹介手数料が入らないだけでなく、求人先の信頼も損なうので素死活問題でした)

それも、いかにもやる気の無さそうな方ではなく、ハキハキとした、コミュニケーションがしっかりとれる優秀そうな方に限って面接に来ないことが多く、危うく人間不信になりそうでした。

「何か自分自身の対応に問題があったのではないか?」と悩む日々の中で、「来談者中心カウンセリング」というカウンセリング理論に出会い、これだ!!と思いました。

来談者中心カウンセリング は、カウンセリングや相談業務を行うものは知らぬ者のない理論(お恥ずかしながら当時の私は知りませんでした)で、カウンセリングにあたっての基本的な姿勢や態度などを示した考え方です。

来談者中心カウンセリングは、カース・ロジャースによって提唱されたカウンセリング理論で、名著「7つの習慣」にも登場します。

この考え方を学ぶ中で、面接当日バックレが発生する最大の要因は私にあったことに気づかされました。

面接バックレの要因、それは「人格の決めつけ」です。

思い返してみると、候補者の方とお会いした際に「なんて優秀そうなんだ!」と感じるとその印象のまま話を聞いてしまい、それが相手にも伝わっていたのではないかと思います。

つまり、「優秀そう!」「仕事できそう」という私の勝手なイメージを候補者の方に押し付け、結果的に転職活動における本音を引き出せていなかったのではないかと思います。
(当時の私は、「優秀だから採用されそう!紹介料もらえる可能性高いぞ!」という最悪の邪心もありました)

来談者中心カウンセリングを学んでからは、このようなケースはほとんど発生しなくなりましたが、当時の私の未熟さに巻き込んでしまった候補者の方にはお詫びのしようがありません。

過去の過ちを少しでも償っていくため、現在の私は「人材紹介の実戦で使える来談者中心カウンセリング」を少しでも普及させていきたいと考えています。

面接バックレを経験したことの有る転職エージェントは「頼談者中心カウンセリング」の学習がオススメ!

参考:オススメのキャリアコンサルタント養成講座を比較紹介!