【転職エージェント漫画】KPI管理から抜け出せない!

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たくさん求人を紹介することの落とし穴

「たくさん求人を紹介しろ!」は転職エージェント勤務の方がハマる最初の落とし穴です!

数をこなすよりも、「誰のために、どんな求人を紹介するのか?」が重要です。

「もっとたくさん求人を紹介しろ!」
人材紹介会社でCA(キャリアアドバイザー)をやっている方は、マネージャーにこのセリフを言われた方は多いのではないでしょうか?

売上目標達成というゴールのため、「求人の紹介数」がKPIとして設定されている人材紹介会社もあると思います(私の体験談でもあります)が、「求人の紹介数が多いほど成約に至りやすい」という考えは完全に誤りです。

何故なら、人間の脳は、「選択肢が多すぎると逆に選べない」という性質を持っています。そのため、求職者の方に求人を案内する際には数を絞る必要があります。(業界にもよると思いますが、個人的には3~5件がベストだと考えています)

求人の絞り込み

では、どうやって求人数を絞ればよいのでしょうか?これには、唯一にして絶対の方法があります。
それは、とにかく求職者の話を「聴く」ことです。

☑どういう経験をしてきたのか?
☑なぜ転職を希望しているのか?
☑どういう仕事を希望しているのか?
☑転職で最も重視することは?
☑将来、どうなっていたいのか?

求職者の本音を引き出し、必要に応じて自己理解を促すことで、おのずと案内すべき最適な求人は絞られてくるハズ。
現代の日本には、よほどニッチな条件でなければたくさんの求人が溢れています。
ですが、求職者の一人ひとりのキャリアを考えたうえでマッチする求人は、残念ながらそう多くはありません。

「その求職者に最もぴったりな求人」を探し出すためには、とにかく求職者のことを知る必要があります。

しっかりと求職者のことを聴いたうえで、最も最適な求人情報を伝えましょう!

適切な求人紹介をするにはキャリアコンサルタント資格取得!

本記事でご紹介したように、求職者の本音を引き出したり、自己理解を促したりするスキルは一朝一夕に身につくものではありません。

体系的にキャリアカウンセリングの技法を身につけるには、「国家資格キャリアコンサルタント」の資格を取得することがオススメです。この資格はキャリアカウンセリングの技法を体系的に身につけることが出来るだけではなく、労働市場やキャリア理論についても学ぶことが出来るため、人材紹介・人材派遣の仕事をしている方には必見の資格となっています。

また、基本的に働きながら取得可能な資格となっているので、お仕事が忙しい方でも資格取得を目指すことが出来ます。

興味がある方は、下記の記事で詳しく解説をしていますので、是非ご参照ください。

この記事の筆者
キャリアコンサルタント
パオ助

介護業界専門の転職エージェントで両面型担当者として勤務後、今はマーケティングとキャリアコンサルタントを両立中。
キャリアコンサルタントとして、人材業界や介護業界についての情報を発信中!転職エージェントや人材派遣会社で勤めている方々全員に「キャリアコンサルタント」の資格を取得してもらうのが夢。
資格取得の難易度や、おすすめのキャリアコンサルタント養成講座の情報等を発信していきます!
Twitterでは緩めの発信をしているので、よければフォローしてください。
 
【保持資格】
・独学で国家資格キャリアコンサルタント1発合格!
・2級キャリアコンサルティング技能士も独学で合格。
・その他保持資格:衛生管理者、個人情報保護士
 
【好きなカウンセリング技法】
・来談者中心カウンセリング
(パーソンセンタード・アプローチ)
 
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